名古屋の展示会が終わり、その夜、あるお宅にお邪魔する事になりました
菅野今竹生さんが風水土のしつらい展の間、お世話になっているお友達の所に
私も転がり込ませて頂きました、
玄関の中に入ったとたん、きょろきょろしてしまう
(目を引くものがあちこちにある、作家ものと思われる品々が多々ある)
お宅だったんです、その一つを
木工されていれば、どなたの作がすぐわかるでしょう?
私も解ったのですぐ聞いてしまいました。(矢澤金太郎氏作です)
ダイニングのイス4脚も同じ椅子です
私自身、椅子を作りいろんな椅子をみてきたので
椅子をみれば大体の座り心地は想像できます、失礼ながらこの椅子は
極上の座り心地ではないと思います、座り心地の良い椅子なら他に色々ある、
でもその夜、その椅子に座りながら、おいしい食事、おいしいお酒、
楽しくいい雰囲気で数時間座っていました、
そのあいだ座り心地で気になった事は一度も無かったんです
そうした中だと座り心地と言った事は本当に些細な事になってしまう
私が座り心地を重視して作ってきたのは何だったのか、、、、
でも、矢沢さんの椅子のような存在感をおいそれと出せる訳でないので
座り心地をかんがえつつ、作り続けるしか無いのです。
それに一目で分かる個性、矢沢さんの家具にはそれがある
器も気になるものばかり、写真を撮っていればよかったのですが、
おいしいわ、楽しいわ、気分はいいわ、で写真の事なんぞこれっぽちも考えなかった
そして、ご主人の持っておられる物も最高でした
その事は次に
posted by tambarin at 02:06|
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木工にかかわるあれこれ
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