古都へ3

法隆寺で一番最初に目に入るのがこの仁王像
左が吽形　　　　　　　　　　　　　　右が阿形

こうして対比してみると結構違う、阿形の方が写実的で尖った感じ
吽形の方がおおらかと言ったらいいのかな
前は阿形が好みでしたが、今は吽形の方がいい



伽藍に入るとこんな角度からも見える


これが一番好みのショット、

でも、もう少し前からも撮ってみたい
あともう少し続きます

古都へ2

今までしてきた事は鉋やペーバーでつるつる仕上げ木目をきれいにだす、
それがすべてだったと思います、
法隆寺にきて、こんな木の魅力にも気付く事が出来ました






これは樹皮のようになっている


何百年、もしかしたら千年以上経ったもあるのかも、
風雨にさらされ少しづつ朽ちていった木がこんな表情を見せる
発見でした
でも、始めは槍鉋や鉋を使ってしっかり仕上げていたのも事実です

夕暮れ

夕暮れの差し込む光が
あまりにもいい感じだったので
撮影しました、
廊下の突き当たりに部屋があり、そこに家具を置いていると
光によって、色んな表情を見せてくれる時があって
時々、『はっ』とします

これはいい！！というものが見つかると
同じようなカットを少しずつ角度をかえたりしながら、
何十枚と撮ってしまいます

光や、色味を見ていると　晩鐘を思い出した
（いいすぎですね、、、自分でもわかってます、すみません）

古都へ

京都ではなく、もう一つの古都
奈良、法隆寺へ行ってきました

まず最初は少し前にお話した法隆寺回廊の格子
http://tanbananba.seesaa.net/article/96832824.html

きっちりした寸法の物


そしてまちまちの寸法をバランスとって組み上げたもの



どちらがよかった？と聞かれると、はっきり返事できない
西岡棟梁のようにゆったりと感じる、
と言われるのが、ピンとこなかったそのときの気持ちです
規格品に囲まれて暮らしているので見慣れている物のほうが安心するのかもしれない
もう一度じっくり見てみたい

今回で3度目です
最初は中学のとき
あまり興味もなくただ通りすぎたような感じ
2度目は20代後半、西岡棟梁の本を読んで影響を受けて
ただその本の影響が強すぎて、読んだ事を追いかけていただけでした
そして今回、木のしごとに関わるようになって
また以前とは違う見方をしていました
そんな所を
まず一枚お見せして、また後日に

足下を見ると

苔に続き緑、言ってしまえば雑草
ハートの葉っぱのどこにでも生えてる草

ただ生えているだけに見えますが、角度を変えてみて見ると


何となくバランスがとれてる、おもしろい

こうした物に目がいくのは気持ちに余裕がでてきているのかも
小さな草のちょっとした発見でした

雨上がりの

新緑の季節、雨上がりの緑はいいものです，
よりいっそう際立つのが苔の緑

これは雨が降る前の


そして雨の後、水を含んで透明感をみせたり


つややかに輝いたり

目に最高の癒しです

名古屋へ

4.5日前かな、
そろそろやってきました
燕尾服に身を包み、白いベストに首には赤いチーフタイ。
滑るように飛び回るといえば、
ツバメです

私の方は頭を脱皮？して夏仕様
すっきりして、展示会に挑みます
椅子展、撮影できて時間があればリポートしたいと思ってます
雨降りなので、ゆっくり余裕を持っていきます

好きな言葉、書きます

タイムリーなTVネタです、
見てたという方もいらっしゃるでしょう、
著名な書道家の方が、以前ストリートで活動されてた時のこと、
周りにも同じような人たちがいたようです、
その人たちは色んな言葉をかいてました、
良い言葉を書こうと悩み、考え、苦しんだ事と思います、

でもその書道家は
「あなたの好きな言葉、書きます」
それだけを看板に書いておられたそうです

今の自分にものすごく染みた『言葉』
そんな話です

春一輪

季節の綱引きの真っ最中ですね
冬と春が行ったり来たりのこの頃

窓辺に目を向けると、丸くて小さな黄色い点々が、、
蕾みでした、
「花が咲くような木あったかな、、、わすれてるだけか、、、」
とおもいつつ、
一応デジカメを持ってきて見てみると、

一輪だけ

どこにでも「せっかちさん」はいるもんです、

　　　　　
　　束の間の休息　でした

今年は

抱負というか、去年しごとをしていて感じてた事
備忘録がわりに書いておきます
オン、オフの切り替えをきっちりする事です

家の隣が工房で近いのはいいんです
でもそのせいでどんどん仕事の割合が高くなる、
気づいたら一日ほとんど木工漬け
それで仕事に集中しにくくなってました

没頭するのは皆が寝静まった夜中とか
仕事とは別の事、薪割りや草むしりとかです、
そっちの方がすっと入ってきて
やりだすと夢中になり
こんな時間になっていたという事がたびたびありました
そんな事がリフレッシュだったように思います

今年はきっちり切り替えて、仕事を切り離し
オフのときはたくさん見たり聞いたり読んだり
刺激を頂ければと考えてます

でも、夜中に手を動かす
何も無いせいか、雑念が消え没頭する
そんな時間も好きなんです

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします、
二廻り目大変でしょう
どこまでブログできるのか、分かりませんが、
自分のペースで書き綴って参ります
おつきあいよろしくお願いいたします

火を見ながら

多すぎる火は何も生みはせん
火は一日で森を灰にするが
水と風は１００年かけて森を育てる
（風の谷のナウシカより）

以前、伐採の仕事をしていました、
山の木を切り倒し、重機を使うと山がみるみる整地され
工場用地になってしまいます、それも半年ほどで
人は大きな力を使いすぎているようです。

人ひとりがあつかえ
家族3人が暖まる
このくらいの火がちょうどいい

夜更け

時々、夕食を食べてから仕事することもあります、
夜中の仕事はなぜか集中する、
気づいたら4時間ぐらいたっていることもあります、
それに比べ昼間はすぐ休もうとする、2時間ぐらいでそわそわしてくる
なぜだろう？

この時間の刃物研ぎなんかも好きです、
手を動かしながら、頭は別のことを考えている
車を運転しているときと同じです、
今日は白熱球の明かり元で、夜更けの静けさの中
ひたすら鉋の刃を往復させてました、
夜の暗がりは静かな気持ちになる

こんな日もあります

薪割りして、薪ストーブで冬を過ごす
田舎暮らしのいいイメージなんでしょうか？
私自身、薪割りへの憧れもありました、
今年はじめてやったのですが、面白いです。
スコーンと割れる感覚、気持ちいいものですね、




ビリヤードでイメージ通りにショットがきまり、
ボールがポケットに吸い込まれていくときの感覚、
鉋がけで、鉋屑が勢いよく飛び出て削れた時も気持ちよくて、
通じる物があります、

展示会が終わって、いつも通りの
静かすぎる生活のいい刺激となりました
でも、その後の筋肉痛にはご用心です。

消音

今はラジオのスイッチ切ってます、以前はFMを聞きながら仕事してました
きっかけは、TVで自然の音は集中するのに役立つというのを見てです
ラジオを聞いていると時間が分かる、
それでちょっと休憩してみようかとすぐ手を休めてしまう。
あまり集中出来ないでいると余計にそうなってしまう

秋の時期は虫の音がいいBGMになってたんです
もっと寒くなってくれば、
雪がしんしんと降り積もる音が聞こえそう
なんて言えればいいんだけど、

普段は鼻歌うたったり、
ぶつぶつ独り言いったりと、
そんな音もしっかり聞こえる、
静かで埃まみれで人間臭い仕事場です
（もちろん木工所らしく鉋で木を削ったり、色んな機械の音も聞こえてます）

片隅に

アジアンタムブルー
少し前そんな題名の映画のお知らせをTVで見ました、
アジアンタムは繊細な植物で、外で日当てすぎてもだめ、かといって室内でも、
管理は難しく、枯れ始めると手がつけられないそんな状態を言うらしいです、


そんなアジアンタムが、ギャラリー近く線路沿いの
みぞこの中で生い茂ってました、
自分の居場所を見つけられたようです。


写真を撮った時は、いいネタ見つけたと、
軽い気持ちでシャッターをきりました
題名はもちろん「アジアンタムブルー』

でもアジアンタムブルーと言う言葉、その映画の影響で検索すれば、
凄いヒット数、それにこの植物アジアンタムの前提での話、
ブログに書こうかどうするか、考えてしまいました

写真を整理しながら、これを見つけ
何か少し力をもらった気持ちで記してます

秋の空 秋の桜

久しぶりに花を撮ってみました、
毎年この時期、
庭先に元気よく生い茂り花を咲かせてます
摘んで生けてみようかと思いましたが、
天気もよく空をバックに撮らないともったいない！
それに以前　http://tanbananba.seesaa.net/article/45914249.html
丹波の空を撮ってみたいと言っていた事も実行できる。

芝生に寝っ転がりパチリ

写真で見ると鮮やかな青、実際はもう少し穏やかな青に見えてたんです、
そのまま空を見上げてポカ〜ンとしていたくなります
こうして見てみると丹波の空もなかなかの物

運転

所用があって神戸に、2時間少々のドライブ
運転しているのは好きです、
頭を空っぽにして運転に集中！！ではなくて
運転しながら、色んな事を思いめぐらせてる、

仕事の事はあまり出てきません
目に入ってくる事から思いめぐらせたり
とりとめの無い事がふと消えては、また次ぎ浮かんできたり

最近は、これブログのネタになるかな？
そんな事を考えながら
ぼーっとしてるのか、集中してるのか
どっちかよくわからないけど、リラックスします
そんな取り留めのない話です

新作を

展示会に向け、新作に取りかかってます、
図面描きが終わり、治具作りとなります、この段階が一番大変、
イメージを図面にするのは比較的すんなり行きますが、
それをどう作るか？でいつも手が止まり悩んでしまう、
なんでこんな面倒な物でないと納得できないのか？と思います
でも、悩めば悩むほど、苦しめば苦しんだほど
出来上がった時はたまらない
完成の儀式　http://tanbananba.seesaa.net/article/38318770.html
を楽しみにして、作っていきます

お知らせです
今年もアート・クラフトフェスティバル IN たんば参加します
参加者アップされました、http://acft.jp/
ここでお披露目できるかな、、、、、

珍しいお客さん

最近、残業が続いてます、
それも、もうすこしで終わりそうです、
お待ち頂いているお客様、申し訳ありません、
終わり次第、すぐ取りかかります少しお待ち下さい。

そんな残業中、珍しい物に出会いました、
これです

おけら、
飛んだり，泳いだり，土を掘ったり、
陸海空オールマイティの昆虫だそうです、
シャベルのような前足で土を掘り、
背中の羽でコオロギのように、鳴いたりもするらしい、

休憩ついでに、手を休めて写真を撮った後は
逃がしてやりました、