2008年05月15日

奇跡の一枚 2

「法隆寺回廊の格子、
創建当時のものがゆったり感じさせてくれて一番いい」
そんなことを西岡棟梁が話されてました。
法隆寺は何度か修理されてきたので
その時代色んな時代の作りの箇所があるそうです
創建当時はのこぎり, 台鉋がなく
木を割って製材していたので同じ寸法の物が作れない、
それぞれをうまくバランスをとって組み上げたのが、飛鳥時代の物、
それ以降はのこぎり、台鉋が出来たので
同じ寸法の物が楽に作れるようになりました、
すべて規格品として同じ寸法,同じ間隔で作った物は,
きっちりしているけど柔らかさがなくなってしまった

あの写真は初期のフォークでした、
未熟だったのでそれぞれ形が微妙に違う、
それが作っていくごとにうまくなって、
だいたい同じ物が出来るようになった
整ったものを並べると、整然とする、調和してるけど整列してるただそれだけ、
ふぞろいな物をバランスをとって並べると、
調和の中の不調和といえばいいのかな、、、角が取れて柔らかい
なんか似てるなと思いました
でも回廊の格子とあの写真、似てるようだけど決定的に違う事、
自分の物は偶然が重なってできた物です、

去年クラフトフェア応募のコメントにこんな事かいてました
 「自然の物は何一つ同じ形の物はないけど、
  それらが集まって調和した世界を作っている
  いつかそんな事がしたい」
 そんなことも思い出しました


posted by tambarin at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 木工にかかわるあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。