注文があり、額を作らせて頂いてます。
出会ったのは、十年近くまえ木型屋さんでアルバイトしていた頃です、
その頃は木工をしたいと言う、漠然とした目標はありましたが、
それをどう行動に移せばいいのかわからず、色んなアルバイトをしていて
何となく毎日が過ぎていってました、
そのアルバイト先で出会ったのが最初です、
絵を描いていると聞いたので、オジャマしました、
凄いと言うか,衝撃的でした
京都の古い下宿が半分切り取られた住まい、
家だけでなく、絵を描く事が中心に回っている生活
目標を見つけ,突き進んでいるようにみえ、
もやもやしていた自分には、まぶしいような、
憧れにも近い気持ちがあったと思います、
そんな気持ちがあって、買ったのがこの2枚の絵です、


まだ少し続きがあります、
その数年後、木工の弟子入りをしたとき、この絵も持っていきました、
親方と何かの話のとき、自分も絵を買ったと話し
絵を見せた所,この絵はお前自身だと言われました、
恨めしそうに見上げている目がそのままだと言われて
六道の絵だともいわれました。
その時はよく理解できず聞いてましたが、
今考えると、的ついてますねそう思います。
その事(親方が六道の絵と言っていた事)を勝さんに話したら、
「解脱せなあかんな」とぽつりと言った事も
この絵の思い出の一つです。
そしてこの後もう一枚、勝さんの絵を買いました。
その事はまた後日
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