2012年07月13日

アルバムレビュー

 アマゾンカスタマーレビュー 「ワード・オブ・マウス」
Dugongさんのレビューです

『二十数年前の高校時代からベースを弾き始めた。その後パットを聞いてJAZZにはまった。インターネットも何もないその当時、
四国の田舎者の私にとって貴重なJAZZの情報源だったJazzLifeを
読む限り、ジャコは間違いなく世界のベースヒーローだった。
だけど、すでに狂人でもあった。

とてもジャコの音が聞きたくなった。WRのハボナを聞いたすごいと思った
パットのブライト・サイズ・ライフを聞いた。美しいと思った。
肖像のポートレイト・オブ・トレーシーを聞いた。
ベースという楽器の領域が広がっていた。
オーレックスのインビテーションを聞いた。圧倒的だった。
本当にベースヒーローだった。
当然、「ワード・オブ・マウス」が聞きたい!と思った。

だけど、どこを探してもレコード屋の店頭にはない。それはもう廃盤だったから。中古レコード屋もあさりまくった。だけどない。一年探した。
ありとあらゆるつてを伝って探した。やっと、とあるレコード屋の倉庫の不良品の山の中から中古屋のオヤジが見つけてきてくれた。

期待に胸を膨らませて針を落とした・・・・。だけど、
そこに、ベースヒーローはいなかった。

そこには、ジャコが構築した、とてつもなく美しく、とてつもなく巨大な音楽があった。涙が出た。音楽で泣いたのは生まれて初めてだった。
ベーシストが作ったアルバムとか、超絶技巧とかそんなことはどうでもいいような音楽があった。ジャコが狂ったわけが、なんとなくわかったような気がした。

それからしばらくして、ジャコは殴殺された事を、数ヵ月遅れでジャズライフで知った。一週間、ふさぎこんでしまった。音楽が恐ろしいと思った。

レビューになってないけど、音楽観を変えてしまうようなアルバムでした。ま、ひとつの参考として書いておきます』



自分もこのアルバムを初めて聴いたときの事は覚えてます
20代後半の頃、HM、HRばかり聞いていた自分にとっては衝撃でした
CDショップで買って、
車の中で封を開けて聞きながら家に帰るのがいつものパターン。
カーステの再生ボタンを押すとすごいテンション混沌のまま突っ走りだし
とんでもないアルバム買ってしまった、、、、と思ったのが一曲目
でも何度も聞いているうちにクセになってしまい、
愛聴盤となってました。そんなアルバムです。
私のレビューなんぞいらなかったですね、、、、
posted by tambarin at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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