18日が最終日、電車に乗るとマスクをしてる人も結構いる
インフルエンザ騒動を実感しつつも、大阪梅田大丸15階中イベント会場へ
まずは一回りしてみる、どうしても服飾のお店が多いそこが難点
ガラスの物があったのでついつい手が伸びてしまいました、
そのことは又後ほど
今回の本当の目的はそれでなく、ここに出展されてる菅野今竹生さんに
こちらのイベントプロデューサーを紹介してもらい
あわよくば参加できればという、セコい?狙いがあったのです
一人でいらっしゃるのを見計らって、菅野さんと共にご挨拶、
私の渡したパンフレットを一通りご覧になり、
「どんな木を使ってる?」「南港や、信州の方で木材屋さんから買っております」
それ以後のやり取りは、はっきりおぼえてませんが要約すると
「原木を使わないとダメ」
「西洋は長い期間イスに座ってきたが、
日本人はイスに座りだしたのがここ数十年、ただ座るだけでなく
あぐらをかく,立て膝をつくといった独特の座り方をする、
そうした歴史をふまえた日本人のイスを作る
西洋のコピーをしていてはダメ」そんなお話でした。
反論したい所や、実際にイスに座ってもらいたいそんな思いもありました
でも「原木を使え」その言葉は鋭かった
製材してある程度規格化し、「節」「割れ」と言った部分を取り除き
すべて同じような形を作る、それでいいと思っていたけど
少しずつ何かがたまってきて、
悩み苦しんでいたそんな所まで見透かされているようでした。
良い部分、悪い部分でなくそれらを個性としてとらえ
木のすべてを使わないといけない。
でも今までの形,やってきた事をすべて捨ててしまう、
そんな事はしないのでご安心下さい
今までの形とは別の新しい面も出来てきました
それが「Bois et Terre 木と土 展 09」だったと思ってます
来場いただいた方々への礼状にこう書きました
「新しい芽が飛び出し,形にしてみたそんな展示会でした
『もっともっと自分の世界を作り出す事』次の目標です」
木工家ウィークも忘れておりません、ご心配なく